「長野県立大学(仮称)のなかに
管理栄養士養成課程の設置を要望する会」
ご支援のお願い

ここは、「長野県立大学(仮称)のなかに
管理栄養士養成課程の設置を要望する会」のホームページです。


さる6月8日、長野県立大学(仮称)のなかに管理栄養士養成課程の設置を要望する会の発起人4名が皆様を代表して、
皆様より頂戴した計48,000名余の署名を、石田県議会議員(栄養士会顧問)とご一緒に阿部知事に手渡しました。
そして、長野県にとって「食」の問題が極めて重要な課題であることから管理栄養士養成課程の設置を切にお願いいたしました。




  2月の長野県議会開会にあたり、阿部知事は母校、長野県短期大学の四年制化を決断したことを表明されました。 5月には、県立大学設立準備委員会が設けられ、具体的な学部・学科構想の策定など、県立四年制大学開設の動きが進められております。
 現在検討されている学部学科のイメージは、社会学系の一学部であり、管理栄養士養成課程については、構想の中に入っておりません。その理由として、現状のデータから管理栄養士養成の必要性が疑問視されたからです。
 しかしながら、平成24年度診療報酬改定により、平成26年4月までに新たに相当数の管理栄養士を必要とする医療機関が長野県においても相当数にのぼることが予想されます。すなわち、質の高い管理栄養士の養成は、時代の要請にこたえるものと思われます。
 なにとぞ、将来の需要やニーズを正確に把握し、健康長寿県長野の「食」を支える人材を、 現在の免許・資格を取得できる学科等の基盤を行かして、新たな県立大学に引き継いでいただきたく存じます。
 なお、管理栄養士が必要となっている状況は、今年度の管理栄養士の国家試験の合格状況からも明らかです。
 今年度、長野県短期大学の卒業生は、実務経験3年を経た後、今年度40人が受験し、18人が合格いたしました(合格率45%)。なお、四年制大学に編入後、合格した卒業生も数名はいることから、20人以上の管理栄養士が、今年度、長野県短期大学から誕生しました。 働きながら、国家試験に合格するため、必死に勉強して合格されたことと存じます。
  このような状況をご理解いただき、大学設置者である知事に、管理栄養士養成課程の設置をお認めいただけるよう、みなさまのご支援をこれからもよろしくお願いいたします。


  平成24年6月

  「長野県立大学(仮称)のなかに管理栄養士養成課程の設置を要望する会」

    発起人
       建石 教子(長野県短期大学家政科家政専攻卒業生・元長野県職員管理栄養士)   
       市場 祥子(長野県短期大学家政科食物専攻卒業生・全国学校栄養士協議会長) 
       山崎 八重子(長野県短期大学家政科食物専攻卒業生・「ワーコレ・さつきコミュ 
              ニティ加工所真田」代表)            
       平野 澄子(長野県短期大学家政科食物専攻卒業生・長野市老人福祉センター講師)

「長野県立大学(仮称)のなかに管理栄養士養成課程の設置を
要望する署名へのご協力のお願い」
<趣意書>


  長野県短期大学は、現在、「多文化コミュニケーション学科(国際地域文化専攻、 英語英米文化専攻、日本語日本文化専攻)」、「生活科学科(健康栄養専攻・生活 環境専攻)」、「幼児教育学科」の3学科・5専攻の総合型短期大学として、県民の 生活及び文化の向上に寄与することを目的として、広く知識を授け、深く専門の学芸を 教授研究することにより、優れた人材を育成して、1929年(昭和4年)より82年の歴史を 刻んでまいりました。
  このたび、長野県が設置された「長野県短期大学の将来構想に関する検討委員会」の慎重な審議を経て、四年制大学に移行する方向が示されましたが、長野県立大学(仮称)の学部や学科は、今後決定される予定となっております。私たちは、めざすべき総合型大学には、現大学の特色を生かすと共に、懸念されているところの管理栄養士の養成課程の設置を強く望むものであります。そこで、県民の皆様のご理解をいただき、阿部守一長野県知事への要望書への署名にご協力いただければ幸いです。
  近年、社会の不況感に加えて、東日本大震災後の我が国の在り方を反映して、高校生の大学選択では、「理系学部」「資格取得」「職業との結びつきが強い学部」に期待が高まっています。特に生活習慣病の予防や食育の推進、食の安全性を研究する栄養系の学部は人気が高く、食の問題は、学問的にも益々重要になっています。
  こうした現状から、現在の長野県短期大学の栄養士養成課程を継承し、県立大学に管理栄養士養成課程を設置し、更に高度な専門知識と技術を持った管理栄養士及び栄養教諭を養成することにより、生活習慣病の予防や重症化の予防など、県民の健康、医療、福祉の向上に寄与する人材、学校や地域で食育を推進する指導者、食品産業・外食産業・観光業・流通業で活躍できる人材、地域農産物の付加価値を高め中山間地の活性化に取り組む人材など、長野県の特色ある食に関わる諸課題に取り組む専門家を養成することは、長野県の県立大学として重要な使命であると考えております。

  管理栄養士養成課程の設置による長野県に相応しい食に関わる専門家の養成は、新しい県立大学を魅力と活力のある質の高い大学とし、県勢発展の基盤づくりに貢献する知の拠点とするために是非必要であると、私たちは確信しております。
  県民の皆様の多くの声を、署名によって大学設置者である長野県知事に強くお願いしたいと思います。なにとぞ、この要望に深いご理解を賜り、署名へのご協力を切にお願い申し上げます。




賛同団体と賛同者

賛同団体(順不同)代表者名(敬称略)
長野県医師会会長 大西 雄太郎
長野県歯科医師会会長 滝澤 隆
長野県薬剤師会会長 大塚 宰
長野県看護協会会長 三輪 百合子
長野県栄養士会会長 園原 規子
名誉会長 神津 博子
長野県食生活改善推進協議会会長 六波羅 弘美
長野県放射線技師会会長 中沢 利隆
長野県臨床衛生検査技師会会長 宮島 喜文
長野県理学療法士会会長 市川 彰
三輪地区住民自治協議会会長 山際 宏
長野県農業協同組合中央会会長 大槻 憲雄
伊那食品工業株式会社代表取締役会長 塚越 寛
株式会社マツヤ代表取締役社長 小山 光作
誠志ツルヤ奨学会理事長 掛川 興太郎
ホクト株式会社代表取締役会長 水野 雅義
日穀製粉株式会社代表取締役社長 小山 紀雄
株式会社ダイマツ代表取締役 松下 政代
株式会社みすずコーポレーション代表取締役 塚田 裕一
株式会社八幡屋礒五郎代表取締役 室賀 豊
有限会社はなのみ代表取締役 小宮 慶洋
株式会社サンクゼール代表取締役 久世 良三
デイリーフーズ株式会社代表取締役 國広 義信
壽高原食品株式会社取締役社長 水井 壽光
小松食品株式会社代表取締役 小松 富喜
森食品工業株式会社代表取締役社長 竹口 孝男
株式会飯島商店代表取締役社長 飯島 浩一
有限会社宮城商店代表取締役 宮城 俊木
丸善食品工業株式会社取締役社長 春日 靖史
アスザックフーズ代表取締役 久保 正直
株式会社長野サンヨーフーズ代表取締役 長谷 圭一
信州ハム株式会社代表取締役社長 中村 幸男
栗田病院院長 倉石 和明
社会福祉法人敬老園理事長 齋藤 俊明
中部建設工業株式会社代表取締役 加藤 誠
株式会社システム衆賢代表取締役 矢澤 敏雄
長野ヤナセ株式会社代表取締役社長 塚田 哲郎
ナーガ・インターナショナル代表取締役 土屋 龍一郎
有限会社プリントオフィスパール取締役 高橋 香代
株式会社ボンズネットワークス代表取締役社長 中島 清光
株式会社ロン・都代表取締役 宮内 隆太
長野県短期大学六鈴会会長 岡村 昭子


賛同者(個人、順不同、敬称略)
石田 治一郎  (長野県議会議員、長野県栄養士会顧問)
倉田 竜彦   (長野県議会議員)
宮澤 敏文   (長野県議会議員)
石坂 千穂   (長野県議会議員、長野県短期大学卒業生)
高橋 宏    (長野県議会議員)
永井 一雄   (長野県議会議員)
西沢 正隆   (長野県議会議員)
岡田 荘史   (長野市議会議員)
野々村 博美  (長野市議会議員)
小林 秀子   (長野市議会議員)
倉野 立人   (長野市議会議員)
池田 清    (長野市議会議員)
手塚 秀樹   (長野市議会議員)
金沢 敦志   (長野市議会議員)
西村 裕子   (長野市議会議員)
池田 玲子   (長野県農村文化協会役員)
鵜飼 照喜   (長野県消費者団体連絡協議会長、信州大学名誉教授)
岡崎 光雄   (信州大学名誉教授)
茅原 紘    (信州大学名誉教授)
塚原 勝代   (農村女性ネットワークながの会長)
原  楫    (長野県食生活改善推進協議会顧問)
深澤 資弘   (元長野県高等学校PTA連合会顧問)
嶋津 武    (長野県短期大学名誉教授)
古内 幸雄   (長野県短期大学名誉教授)
三田 コト   (長野県短期大学名誉教授)
山岸 恵美子  (元長野県短期大学教授)
丸山 香里   (元長野市会議員、長野県短期大学卒業生)
横山 タカ子  (料理研究家)
浜  このみ  (クッキングコーディネーター)
武田 徹    (フリー・パーソナリティー、
      有限会社つれづれ遊学舎主宰)
児玉 幸司   (株式会社長野サンヨーフーズ執行役員総務部長)

平成24年6月14日更新

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